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秋田県立雄勝高等学校

TEL.0183-52-4355

〒019-0112 秋田県湯沢市下院内字小白岩197-2

校長あいさつ

秋田県立雄勝高等学校長 山脇 聡

雄勝高校ホームページにようこそおいでくださいました。
本校は旧雄勝町地域に中等教育機関がなく、まだ交通網も未整備であった頃に、地域や世界を支える人材育成のため高等学校教育を地元で施したいという地域の強い要望に応えて、昭和53年(1978年)に秋田県の最南端である旧雄勝町下院内(現湯沢市)に設立された学校であります。その情熱は校歌「原始の岩をうがち 水は雄勝野を流れ文化の華はここにひらく」の一節から読み解くことができます。まさに高等学校は地域の「文化拠点」であるとの先人の英知を感じます。
 
 また、校訓『自啓自発』は、「教育や学問は自ら志し、それに対してはほとばしるほどの情熱をもたなくてはならない」という孔子の教えを原典にしています。
 この『自啓自発』の精神のもと、本校では、学問を修めることは、「本物」と「偽物」を見分ける力の育成ととらえ、「真 善 美」と「誠」による「人間力の育成」、「仁 徳 義 礼」に基づいた「良識」、「対話と尊敬」による人間関係構築力の育成を教育の柱とし、地元湯沢雄勝を支える人材の育成と、豊かな社会生活を送れる基盤づくりに力を注いでいます。
 
 具体的には、学校設定教科「地域」と「総合的な探究の時間」を各学年で併せて3単位を設定し、自己犠牲の精神を発揮し社会に貢献する意義を体得するため、年間を通して「小町まつり」等の地域行事に参加します。
 また、雄勝建設業協会主催「建設業体験フェスタin雄勝高校 2019」の開催をとおしての就労体験や、NPO法人こまちハート・オブ・ゴールドと連携し「学校と地域でつくる学びのメソッド」という新たな教育のプラットホームを創設します。その中では地域の方々を招いての体育的行事や郷土料理の魅力発信、湯沢雄勝の隠れた名所や企業・団体を高校生目線でPRするなど、様々なプログラムを実施します。
 
 さて、昨年10月13日(土)に創立40周年記念式典を行い、現在の高校3年生が2020年3月に雄勝高校40期生として旅立った後に、本校は秋田県立湯沢翔北高等学校雄勝キャンパスとなります。しかし、「学び舎」も「生徒」もこの「雄勝野」に残ります。そして、先に述べたような「教育実践」が本キャンパスの強みとなり、この地域になければならない「高等学校」として永続させていく覚悟を持って、教職員心をひとつにして、学校運営を行います。今後とも雄勝高校、雄勝キャンパスにご期待ください。

 結びに、中学生の皆さん、他校にはない本校独自の教育プログラムに関心を抱き、本校で学ぶ意義を感じたならば、学校見学等いつでもご相談ください。本校教職員が在校生に注いでいる情熱をもって、皆さんに丁寧に教育内容等を説明いたします。
 
 最後までご覧いただきありがとうございました。(平成31年4月1日)
 


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